<   2018年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 

体内時計(概日リズム)について

2017年のノーベル医学生理学賞は,睡眠などに関わる約1日周期の体内時計の仕組みを明らかにした米国の3氏が受賞しました.
体内時計(概日リズム, サーカディアンリズム)とは,地球の自転に合わせて身体に刻まれたリズムのことで,人間には1日周期でリズムを刻む体内時計が備わっています.自身が意識しなくても日中は身体と心が活動状態に, 夜間は休息状態に切り替わるようになっているのです.体内時計の働きで人は夜になると自然な眠りに導かれ,毎朝光を浴びることでリセットされ一定のリズムを刻みます.
体内時計が乱れる,つまり,生活習慣が乱れると睡眠覚醒のリズムが乱れてしまい不眠症をきたします.不眠症は,肥満,高血圧,糖尿病,脂質異常症などの生活習慣病の発症に関わり,その結果,動脈硬化が進行し脳・心臓疾患の発症をきたします.また,睡眠不足が続くと不安・抑うつ傾向が強まり,精神機能の低下による鬱病などの精神疾患の発症やヒューマンエラーの発生にもつながります.
体内時計の乱れを整えるためには,規則正しい生活と適度な運動が大切です.体内時計の中心は脳の視交叉上核にありますが, 身体のほぼすべての臓器にも体内時計が存在し,食事の時刻や運動の刺激によって主たる生体時計の調整をバックアップしているためです.

<体内時計を整えるポイント>
□起きる時刻を一定にする
□起きたら太陽の光を浴びる
□朝食を毎日食べる
□適度な運動
□夜はなるべく光を浴びない(特にブルーライト)

[PR]

by hrnnobu357 | 2018-01-04 10:00  

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます.
今年もよろしくお願い申し上げます.
今年も臨床医として地域医療,健診医として予防医学,産業医として労働衛生の向上に微力ながら努力していく所存でございます.
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます.

[PR]

by hrnnobu357 | 2018-01-01 07:00