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2016年世界禁煙デー・禁煙週間について

5月31日は「世界禁煙デー」(WHO), 5月31日から1週間は「禁煙週間」(厚労省)で,喫煙と健康問題・受動喫煙問題についての認識を深め適切な対策の実践を求める週間となっています.
喫煙による健康障害は明らかで,全身のがん,脳・心臓疾患,動脈硬化症,慢性閉塞性肺疾患,消化器疾患,婦人科疾患,歯周疾など全身のありとあらゆる臓器・疾患と深く関連しています.わが国のリスク要因別の関連死亡者数が第1位であり毎年喫煙によって約13万人が死亡しています.また,喫煙は喫煙者だけの問題ではなく受動喫煙や三次喫煙の問題も発生します.受動喫煙によって毎年約15,000人が死亡しており,喫煙者の離席時間や匂いによる非喫煙者のストレスも問題となっています.近くに喫煙者がいるおかげで多くの人がストレスを感じ,病気を発症し,最悪は命を奪われてしまう現実があります.
喫煙は「百害あって一利なし」です.企業は労働者の健康管理の意義としてはもちろん,企業の生産性や社会的責任(CSR)なども視野に入れ,禁煙・受動喫煙・三次喫煙防止活動を進めて行く必要があります.

by hrnnobu357 | 2016-06-01 17:30  

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