職場巡視

産業医業務は職場巡視にはじまり職場巡視に終わるとも言われています.
現場を見ずにして産業医業務は成り立たないということです.作業環境測定結果や健康診断結果なども職場の環境状態や労働者の健康状態を把握するために欠かすことはできない情報ですが,職場巡視により現場で働く人々を知り,各職場の労働環境を知り,どういう作業がなされ,どういう労働災害や健康障害を招く危険作業があるかを実際に見て知ることにより事業場全体を把握することが可能となります.有害業務のない事務職場であっても様々な作業環境があるため職場巡視は必要です.
職場巡視を有効に行うためには,あらかじめ基本情報を事前調査し,継続的・計画的に実施することが大切です.そのためには労働衛生に関わるスタッフとの連携が不可欠であり,巡視後は巡視の結果を元に各職場や衛生委員会で問題点を改善していく事後措置が重要です.現場に出るときは服装にも配慮が必要です.必要な場所では保護具を着用するなど産業医も現場の労働者と同じ条件で巡視する必要があります.
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by hrnnobu357 | 2010-04-08 21:17  

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