平成30年度 年末年始無災害運動について

今年もみんなで感謝の総点検 笑顔で迎える年末年始』の標語のもと,1215日から来年115日まで「年末年始無災害運動」が実施されます.年末年始は寒さに加え慌ただしい時期でもあり各職場で災害が起きやすい状況にあります.特に,非定常作業は,急な作業,慣れない作業,いつもと違う作業となることから十分に注意が必要です.また,平成29年度は転倒,墜落,転落,動作の反動・無理な動作による腰痛などの労働災害が増加しており,転倒災害は前年に比べ3000人,20%の増加となっていることから対策推進が必要です.

この時期に事業場が行うべき事項として,安全衛生管理体制の充実,安全衛生教育の実施,自主的安全衛生活動の実施等が挙げられます.冬の労働災害を念頭においた安全パトロール,火気管理の徹底,交通労働災害防止対策の推進,転倒防止対策,腰痛対策,インフルエンザやノロウイィルス等感染予防対策の徹底,メンタルヘルス・過重労働対策の推進,生活習慣に関する健康指導などを実施しましょう.


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# by hrnnobu357 | 2018-12-02 08:35  

冬季の職場における感染症予防対策について

インフルエンザやノロウィルス感染症が流行する季節となりました.両疾患とも1月から2月初旬にかけピークを迎え3月ぐらいまで流行します.インフルエンザやノロウィルス感染症は集団発生する可能性があり,周囲労働者の業務負担増加や時間外労働の発生,生産性の低下にもつながりかねません.職場の感染症予防対策を徹底することは経営課題の一つでもあり非常に重要なことです.

以下に職場で行うべき感染症予防のためのチェック項目をあげます.


1.感染症予防のための環境管理

・作業場の温度・湿度管理等を行う.

・施設や休憩室の出入口等の動線上に手指消毒ができるアルコール消毒剤を準備する.

・感染症予防のためのポスター等を掲示する.

2.労働者への感染症予防行動の周知

・職場で流行する感染症(インフルエンザ,ノロウィルス等)について,症状や感染経路,予防法,治療法等の衛生教育を行う.

・咳エチケットや手洗い法など,常に正しい感染症予防行動ができるように指導.

・インフルエンザに関しては積極的に予防接種を受けるように指導.

3.日ごろの健康管理

・規則正しい生活を心がけるよう指導し,また,過重な疲労がかからぬよう配慮する.

・毎日の作業前ミーティング等で労働者の体調を確認する.

・発熱や下痢・嘔吐等の症状がある労働者は速やかに上長に報告するよう指導する.

4.感染症発生時の対応と定期確認

・感染症発生時の事業所内での報告方法や対応担当者を決め労働者に周知徹底する.

・嘔吐物の処理・清掃のルールを決め必要な薬品や備品を整備する.

・定期的に対策の実施状況を確認し定期的に改善を図る.(PDCAサイクル)


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# by hrnnobu357 | 2018-11-01 06:30  

平成30年度全国労働衛生週間について

10月1日から7日まで平成30年度全国労働衛生週間です.労働衛生週間は,労働者の健康を確保し快適職場づくりに取り組むことを目的とした週間で,今年のスローガンは「こころとからだの健康づくり みんなで進める働き方改革」で展開されます.

脳・心臓疾患および精神障害の労災認定件数が増加している

・安衛法に基づく健康診断の有所見率は53.8%で増加を続けている

・労働者の高齢化の問題

・仕事や職業生活に関する強い不安,悩み,ストレスを感じる労働者が58.3%

・メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割合が56.6%と低調

・過重労働等によって労働者の尊い命や健康が損なわれ深刻な社会問題となっている

・化学物質のラベル表示やSDSの交付を行っている譲渡・提供製造者の割合は,それぞれ60.0%,51.6%にとどまっている

・国内の石綿使用建築物は,耐用年数から推計すると2030年頃に解体棟数がピークとなる

13次労働災害防止計画の目標達成(201841日〜2023331)

これらを背景に下記の6つが重点事項となっています.特に企業における過重労働対策とメンタルヘルス対策の取組の実施を強力に推進する必要があり,また,病気を治療しながら仕事をしている労働者が労働人口の3人に1人なっていることなどから,働き方改革を進めながら健康的な職場環境を形成していく必要があります.


1.過重労働による健康障害防止のための総合対策の推進

2.労働者の心の健康保持のための指針などに基づくメンタルヘルス対策の推進

3.治療と仕事の両立支援対策の推進に関する事項

4.化学物質による健康障害防止対策に関する事項

5.石綿による健康障害防止対策に関する事項

6.その他の重点事項


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# by hrnnobu357 | 2018-10-01 07:00  

睡眠と生活習慣病について

生活習慣病の原因として,栄養や運動,喫煙,飲酒だけが注目されていますが,睡眠障害もその一つであり,食生活や運動,喫煙,飲酒と相互関連も認めます.栄養は摂食ホルモン・摂食リズム・エネルギー代謝と関連があり,運動は深い睡眠との関連,喫煙と飲酒は睡眠の質との関連があります.つまり,睡眠不足は肥満,高血圧,糖尿病,脂質異常症などの生活習慣病の発症に関わり,その結果,動脈硬化に伴う脳・心臓疾患の発症をきたします.また,睡眠不足が続くと不安・抑うつ傾向が強まり,精神機能の低下による鬱病などの精神疾患の発症や免疫機能の低下による感染症の発症,ヒューマンエラーの発生にもつながります.

就労者の睡眠時間の国際比較を見てみると,我が国は男女ともに先進国の中で睡眠時間が最も低い国の一つとなっています.また,我が国の睡眠時間による経済損失は,作業効率の低下や欠勤・遅刻・早退,交通事故などで約35000億円と推定されています.

睡眠時間を確保することは,労働者の生活習慣病と精神的疾患の予防し,労働災害防止・生産性の向上にも繋がります.企業は労働者の睡眠不足となる長時間労働などの削減に努め,労働者自身も規則正しい生活を心がけ睡眠時間を確保するようにしましょう.


健康づくりのための睡眠指針2014 〜睡眠12箇条〜

1.良い睡眠で,からだもこころも健康に.

・良い睡眠でからだの健康づくり                     

・良い睡眠でこころの健康づくり

・良い睡眠で事故防止

2.適度な運動,しっかり朝食,ねむりとめざめのメリハリを.

・定期的な運動や規則正しい食生活は良い睡眠をもたらす

・朝食はからだとこころのめざめに重要

・睡眠薬代わりの寝酒は睡眠を悪くする

・就寝前の喫煙やカフェイン摂取を避ける

3.良い睡眠は,生活習慣病予防につながります.

・睡眠不足や不眠は生活習慣病の危険を高める 

・睡眠時無呼吸は生活習慣病の原因になる    

・肥満は睡眠時無呼吸のもと

4.睡眠による休養感は,こころの健康に重要です.

・眠れない,睡眠による休養感が得られない場合,こころのSOSの場合あり

・睡眠による休養感がなく日中もつらい場合,うつ病の可能性も

5.年齢や季節に応じて,ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を.

・必要な睡眠時間は人それぞれ

・睡眠時間は加齢で徐々に短縮

・年をとると朝方化,男性でより顕著

・日中の眠気で困らない程度の自然な睡眠が一番

6.良い睡眠のためには,環境づくりも重要です.

・自分にあったリラックス法が眠りへの心身の準備となる

・自分の睡眠に適した環境づくり

7.若年世代は夜更かし避けて,体内時計のリズムを保つ.

・子どもには規則正しい生活を

・休日に遅くまで寝床で過ごすと夜型化を促進

・朝目が覚めたら日光を取り入れる

・夜更かしは睡眠を悪くする

8.勤労世代の疲労回復・能率アップに,毎日十分な睡眠を.

・日中の眠気が睡眠不足のサイン

・睡眠不足は結果的に仕事の能率を低下させる

・睡眠不足が蓄積すると回復に時間がかかる

・午後の短い昼寝で眠気をやり過ごし能率改善

9.熟年世代は朝晩メリハリ,ひるまに適度な運動で良い睡眠.

・寝床で長く過ごし過ぎると熟睡感が減る

・年齢にあった睡眠時間を大きく超えない習慣を

・適度な運動は睡眠を促進

10.眠くなってから寝床に入り,起きる時刻は遅らせない.

・眠たくなってから寝床に就く,就床時刻にこだわりすぎない

・眠ろうとする意気込みが頭を冴えさせ寝つきを悪くする

・眠りが浅いときは,むしろ積極的に遅寝・早起き

11.いつもと違う睡眠には,要注意.

・睡眠中の激しいいびき・呼吸停止、手足のぴくつき・むずむず感や歯ぎしりは要注意

・眠っても日中の眠気や居眠りで困っている場合は専門家に相談

12.眠れない、その苦しみをかかえずに,専門家に相談を.

・専門家に相談することが第一歩

・薬剤は専門家の指示で使用


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# by hrnnobu357 | 2018-09-03 06:29  

夏バテの予防について 〜秋に体調を崩さないように〜

「夏バテ」とは,夏の暑さによる自律神経系の乱れに起因して現れる様々な症状のことで,秋口に体調を崩した際, 夏に体力が弱った影響で体調を崩したという意味です.多くの人が「夏バテ」を夏の時期の体調の悪さを表すものと認識している人がいますが, 猛暑による脱水・体力低下・食欲不振などは,いわゆる「夏やせ」と呼ばれる症状です.

人体には体温を一定に保とうとする働きがあり,高温・多湿な状態では汗をかいたり血管を広げたりして体温を逃がそうとします.これらは自律神経の働きであり, 自律神経のバランスの乱れると「夏バテ」が起こります.空調設備が普及した現代では,気温と湿度の急激な変化にさらされる機会が多くなり,自律神経のバランスを崩して「夏バテ」を起こしやすくなっています.主な症状は, 倦怠感, 食欲不振,下痢や便秘, 頭痛, 肩こり, 微熱,めまいなどです.

「夏バテ」の予防としては自律神経を乱さないように, 室内と室外の温度差を5度以内にするように心がけたり,寒い室内では体が冷え過ぎないよう上着を羽織るなど急激な温度の変化に気をつけるようにしましょう.また,ストレスや生活習慣の乱れ, 環境の変化, 疲労の蓄積も自律神経を乱す原因となるため,規則正しい生活を心がけ,適度な運動, ストレッチ, 腹式呼吸, リラクゼーションなどでストレス発散を心がけることが大切です.


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# by hrnnobu357 | 2018-08-01 18:35