夏場の食中毒予防について

食中毒は1年を通じて発生する疾患ですが,夏場は気温が上昇し湿度も高くなるため特に細菌性の食中毒に注意が必要です.細菌性食中毒のうち,腸炎ビブリオ,黄色ブドウ球菌,サルモネラが三大食中毒とされています.しかし,近年は,カンピロバクターや腸管出血性大腸菌などの発生が増加傾向にあり,カンピロバクターは細菌性食中毒の中で最も発生率が高く,腸管出血性大腸菌は重症化するケースも多いため注意が必要です.
食中毒から身を守る基本は,食中毒予防の3原則を守ることです.
 ①つけない➡︎洗う
 ②増やさない➡︎低温保存
 ③やっつける➡︎加熱処理
十分な手洗い,食品をよく洗う,食物の低温保存し長期保存は避ける,生食を避け食肉は中心部まで十分加熱する,調理器具をよく洗い乾燥させる,清潔な食品購入店や飲食店を選ぶことなどがポイントです.
注意しているのもかかわらず下痢や嘔吐などの食中毒の症状が出た時には,脱水予防のために十分に水分を摂り,症状が強い時は医療機関を受診しましょう.
原因菌が腸内に停滞するため,むやみに下痢止めは使用しないことも大切です.

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by hrnnobu357 | 2017-08-01 18:30  

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