名ばかり管理職について

管理職=管理監督者と誤解して「役付の職員ならば残業手当は要らない」としている企業が散見されます.管理監督者とは,一般的に「部長,工場長等労働条件の決定,その他労務管理について経営者と一体的な立場にある者」という意味で,役付者の全てに残業手当や休日出勤手当ての支払いが不要になるというわけではありません.管理監督者に当てはまるかどうかは役職名ではなく, その社員の職務内容, 責任と権限, 勤務態様, 待遇を踏まえて実態により判断されます.これらにあてはまらない人は社内で管理職とされていても残業手当や休日出勤手当の支払いが必要となります.権限も与えられず, 相応の待遇もないまま肩書きだけを「課長」や「部長」にして 残業手当を支払わないのは「名ばかり管理職」に該当します.
下記の3つが該当していなければ管理職であっても管理監督者ではなく,適切な労働時間管理を行い残業手当や休日出勤手当が必要となります.
□経営者と一体的な立場で仕事をしている.
  経営者から管理監督, 指揮命令にかかる一定の権限を委ねられている必要がある.
□出社, 退社や勤務時間について厳格な制限を受けていない.
□地位にふさわしい待遇がなされている.
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by hrnnobu357 | 2017-04-03 07:28  

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