熱中症について

熱中症とは,高温多湿な環境下において体内の水分および電解質のバランスが崩れ,身体の調整機能が破綻することにより発症する病気の総称です.職場での熱中症の発生頻度は年約400〜500件で,7月から8月に集中し死亡災害は年約20名前後と報告されています.(平成22年は猛暑の影響で例年の2倍以上の47名) 業種別にみると建設業や製造業での発生が多い傾向にありますが,それ以外の業種でも発生し屋外作業のみならず屋内作業でも認められます.熱中症は命に関わる疾患であると同時に,正しい知識を持って対応すれば予防可能な疾患であることから労働者や作業管理者に対し熱中症に対する衛生教育を繰り返し行うことが重要です.
熱中症予防の基本は十分な休息とこまめな水分補給につきます.糖尿病や高血圧症などの生活習慣病の存在や睡眠不足,過度の飲酒,朝食抜き,時間外労働等による疲労の蓄積は熱中症の要因となるため,日ごろから規則正しい生活を心がけることも大切です.
今年も,これからますます暑くなることが予想されますので,職場での熱中症予防対策を推進しましょう.
[PR]

by hrnnobu357 | 2015-07-01 18:50  

<< 夏場の食中毒について 世界禁煙デー・禁煙週間について >>