平成26年度全国労働衛生週間について

本日から10月7日まで平成26年度全国労働衛生週間です.労働衛生週間は,労働者の健康を確保し快適職場づくりに取り組むことを目的とした週間で,今年のスローガンは「みんなで進める職場の改善 心とからだの健康管理」です.
我が国の業務上疾病による被災者は長期的には減少しているが近年は横ばいであること.定期健康診断の有所見者率は増加し続け平成25年度は53.0%であったこと.メンタルヘルスに関連した精神障害等による労災認定件数が平成25年も前年同様400人を超えていること.一昨年には印刷事業場での化学物質による胆管癌発生が起こった問題などから, 生活習慣病対策,メンタルヘルス対策,化学物質による健康障害対策が重要課題となっています.
6月26日には改正労働安全衛生法が公布され, ①事業者は, 一定の危険性・有害性を有する化学物質のリスクアセスメントを実施すること(平成28年6月までに施行予定), ②事業者は, 労働者に対しストレスチェックを実施すること(労働者数50人以上の事業所は義務, 50人未満は努力義務), また, その結果, 一定の要件に該当する労働者の申出に応じて医師による面接指導を実施すること(平成27年12月までに施行予定), ③事業者は, 事業者及び事業場の実情に応じ適切な受動喫煙防止措置を講ずるよう努めること(平成27年6月までに施行予定)等になっています.また,平成25年度から29年度までの5カ年を計画期間とする第12次労働災害防止計画での健康確保・職業性疾病対策では,加えて過重労働対策,腰痛・熱中症予防対策,受動喫煙防止対策を掲げています.
こうしたことから各事業場では労働者の健康確保のために,健康診断の事後指導の徹底,ストレス・メンタルヘルスに対する教育とサポート体制の確立,時間外労働削減推進,受動喫煙防止の徹底,SDSに基づくリクスアセスメントなどを確実に進めて行く必要があります.
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by hrnnobu357 | 2014-10-01 20:33  

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