世界エイズデー

12月1日は世界エイズデーです.WHO(世界保健機関)がエイズに関する啓発活動等の実施を提唱し1988年に定めました.世界ではHIV感染者+AIDS患者数が3530万人,日本でも2012年の厚労省の報告で1449人となっています.感染経路のほとんどは性行為によるものですが,血液を介した感染や母子感染もあります.通常,献血された血液は感染検査されていますが,エイズ予防財団は「感染の可能性を完全に排除できない」としています.実際,先日の報道で,HIVに感染していた献血者の血液が日赤の検査をすり抜け数名に輸血され,そのうちの1名がHIVに感染したことが確認されています.厚労省では,エイズの予防や感染者である労働者が誤解や偏見により職場で不当な扱いを受けることのないように「職場におけるエイズ問題に関するガイドライン」を作成しており,職場では産業医を中心に労働者に対する衛生教育や相談等を行う必要性を示しています.
最近,毎年のように何らかの感染症に関する事象が大きな社会問題となっています.事業所は職業関連疾患に対する法令遵守たけでなく,安全配慮義務の観点からも様々な感染症対策が必要であり,特に産業医等による労働衛生教育を充実させる必要があります.
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by hrnnobu357 | 2013-12-01 21:00  

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