震災後のストレスケアについて その2

東日本大震災から約2ヶ月が経過しました.震災後早期には,身体にさまざまな急性ストレス反応が出現します.その多くは時間の経過とともに自然に回復しますが,反応が長期間持続することでミスや事故,アルコール依存などの問題行動をおこすようになってしまったり,症状として固定した場合には,うつ病や不安障害,過敏性腸症候群,胃・十二指腸潰瘍,高血圧症などのストレス関連疾患を発症してしまいます. また,震災後から継続して神経の高ぶりが治まらず,神経の過敏な状況が続くと自分の意志に反して恐怖感が繰り返し思い出されるPTSD(外傷後ストレス障害)という状態となることもあります.
仕事が再開した後も,自宅のライフラインの問題,通勤や家庭の問題などのストレス,さらに,震災によって滞った業務の対応,トラブル,クレーム対応,震災復興業務による時間外労働の増加などによるストレスが増えてきます.こうしたことから継続的なケアが必要となり,積極的にカウンセリングを行い,セルフケア教育,管理監督者教育も繰り返し行うことが大切です.
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by hrnnobu357 | 2011-05-03 21:20  

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