平成22年度全国労働衛生週間

10月1日から平成22年度全国労働衛生週間です.今年のスローガンは「心の健康維持・増進 全員参加でメンタルヘルス」でありシンポジウムで講演をしてまいりました.
要旨
労働衛生の目的は,職業性疾病を予防し健康的な職場をつくり労働者のより高い健康状態を確保することにある.以前は,後追い対策,量的管理,職業病予防が中心であったが,現在は,前向き対策,質的管理,作業関連疾患・生活習慣病対策,過重労働・メンタルヘルス対策が中心となってきている.
日本の自殺者数は12年連続で3万人超となり,そのうち管理職を含む被雇用者数は1万弱であった.また,精神障害による労災申請数は1136件で8年前の約4倍となっている.その背景には,雇用環境や人事評価制度,雇用システムの変化,過重労働,人間関係などの職場のストレスが存在する.労働衛生におけるメンタルヘルス活動としては,事業者における労働者の心とからだの健康づくり指針,労働者の心の健康の保持増進のための指針に基づき,4つのケア(セルフケア,ラインケア,スタッフケア,ソーシャルケア)の推進,1〜3次予防活動を基本にメンタルヘルス活動を行っている.メンタルヘルス対策には,事業場のリスクマネジメント,労働の質の向上と職場の活性化,健康保持増進対策の一環としての意義がある.
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by hrnnobu357 | 2010-10-02 11:09  

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